「スポーツ」(『宗教学事典』) 補足
 
 星野英紀他編『宗教学事典』(丸善、2010年)に「スポーツ」の項目を書きましたが、掲載可能な参考文献が5冊以内に限定されていたので、もう少し紹介しておきます。どの本もごく基本的なもの。
 
K.ブランチャード、A.チェスカ 『スポーツ人類学入門』(大林太良監訳、寒川恒夫訳、大修館書店、1988年)
R.トマ 『スポーツの歴史 新版』(蔵持不三也訳、白水社文庫クセジュ、1993[1991]年)
桜井万里子・橋場弦編 『古代オリンピック』(岩波新書、2004年)
F.マグーン 『フットボールの社会史』(忍足欣四郎訳、岩波新書、1985[1938]年)
薗田稔 「競技」(小口偉一・堀一郎編『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年)
和歌森太郎「遊びの文化史」(『和歌森太郎著作集 6』弘文堂、1981[1973]年)
J.ホイジンガ 『ホモ・ルーデンス』(高橋英夫訳、中公文庫、1973年)
R.カイヨワ 『遊びと人間』(多田道太郎・塚崎幹夫訳、講談社学術文庫、1990年)
A.シュッツ 「多元的現実について」(那須壽訳『アルフレッド・シュッツ著作集第2巻』マルジュ社、1985[1945]年)
N.エリアス、E.ダニング 『スポーツと文明化』(大平章訳、法政大学出版局、1995年)
松井良明 『近代スポーツの誕生』(講談社現代新書、2000年)
多木浩二 『スポーツを考える』(ちくま新書、1995年)
中村敏雄 『増補 オフサイドはなぜ反則か』(平凡社ライブラリー、2001年)
A.グートマン 『スポーツと現代アメリカ』(清水哲男訳、TBSブリタニカ、1981年)
D.ボダン 『フーリガンの社会学』(陣野俊史・相田淑子訳、白水社文庫クセジュ、2005[2003]年)
T.アサド 『世俗の形成』(中村圭志訳、みすず書房、2006[2003]年)
 
[Apr/2011]

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