天野 雅之
ホーランエンヤ体験記/2009年5月16日、渡御祭


 
 
 前夜、カラオケで歌っていたため、眠れずじまいであくびをしながら準備をし、7:20に木村君の家に集合。そこにくるまでに、自転車のチェーンがはずれ押すはめに…。チェーンを直し集合場所の東本町3「大吉」前へ。二人であいまいな記憶を頼りに行き、道に迷うことなく8時前には到着。そこには、おにぎりをむさぼる諸岡先生が。それを見てると、お腹がグーグー(笑)。そこで、近くのコンビニ(EYES)で、ジュースとおにぎりを購入。店を出て近くの橋を見ると、そこには既に多くの観客が…。この祭がすごいことを改めて実感。
 
 おにぎりを食べていると、上代君から遅れるとの電話。まあ、いつものことか(笑)。その電話から少しして、自転車置き場へ。そこでミーティング。今日は先生方3名。2回生4人。3回生は自分を入れて3人でした。
 
 歩いて稲荷神社へ。その途中、カラコロ工房近くの広場で袴を着た方々がのんきにお食事を。脚立を持って、稲荷神社で撮影開始。人の群れでもみくちゃにされながらどうにか撮影場所をゲット。脚立に乗って今回一緒の班の木村君が撮影。自分はというと、自分のデジカメで撮影することに必死で、いつの間にかバッテリーが早くも半分に↓↓。
 
 9:25に神輿ご登場。ここでハプニングが。神輿を前後逆さまに乗せたため、上手く乗らずタイムロス。追跡する人の群れでなかなか前にいけずじまいな自分に比べ、林先生の絶好の撮影ポイントの確保の早さに驚くとともに、脚立の重みを感じる。
 
 県庁近くのみしまやで、神輿が来るのを待つ間に上代君と共にそばとデザート購入。この上代君も昨日いろいろあったようで、携帯を水の中にぽっちゃーんし、今日は昔の携帯を使用中。データも全て滅。どんまい。
 
   そうこうしている間に、神輿の登場。ここで、驚いたのが警察官の自転車のかっこよさ。折りたたみ自転車で全て緑色。自転車のブランドはBijin。そして、神輿をかつぐ方々と観客が気軽に話しているのをみた。松江大橋の両側には多くの人たちがいるものの車道には人が行き交えるくらいの人しかおらず、びっしり人が充満すると思っていたがたいした人数ではなかったです。予定より少し遅れて、櫂伝馬船の踊りがスタート。始めの宍道湖大橋〜松江大橋での踊りは見れずじまい。天気も悪かったせいか気持ちもどんより。
 
 松江大橋と新大橋の間での踊りでは、櫂伝馬船での剣櫂と采振の踊り、迫力と声援で気持ちがハッピーに!!あっという間の踊りだったが、その余韻に浸っていると、いつの間にか前面にいた記者たちも観客もおらず、橋にはぐったりしている上代君が座っていた。松江大橋の中央あたりで槙原先生と出会い、先生からたこ焼きをもらいむさぼりました。記者たちは櫂伝馬踊りを橋の前面で見つつ、その様子や感想をパソコンに打ち込んでいました。その姿がかっこよかったです。他にも、犬が急に吠えたり、子どもの売り子がいたり、自転車に乗ったまま走るマナーの悪い人がいたりといろいろありました。その後、槙原先生、木村君と3人で周りを歩いたりして、自転車置き場へ。その際、なかよし遊園地の近くは観覧するのにとてもいい場所だと感じました。くにびき大橋を通るとき、「合同庁舎を開放すればな。」という先生のお言葉。まさにそう思いました。そして、その頃から雨が降り出し、傘をさす人が多くとても邪魔でした。
 
 自転車置き場に近づくと上代君から電話が。「まだかな?」いかにも、ホーランエンヤからの疲れと、携帯が壊れたことによる悲しみから声のトーンにいつもの張りが感じられませんでした。
 
 集合すると、用事のためにここで3人とは別れ、自分は林先生と2人で阿太加夜神社に向け出発。マウンテンバイクが林先生に似合うなと感じてると、どんどん遠くなる先生の姿。
 
 そして、途中の多賀神社で休憩。林先生の奥様のおにぎりをもらいました。すごくおいしかったです(おかか、昆布、梅)。ここで、物知りおじさんと出会います。12年前のホーランエンヤではあった観光船は今年はないことを知りました。林先生とその人の話を聞いていると、船が近づいてきたので、川沿いに。その頃、道路が渋滞に。「スバルの○○○○番の青の車どいてくれんかね。」という罵声。徐々に声が多くなり、「バスが通れんのだけど。」と市営バスの運転手や他の運転手がおりてきて、誘導を始める始末。その頃、多賀神社には多くの観光客がおり、急遽櫂伝馬船が踊りを見せてくれました。ラッキー!!拍手や「ホーラエンヤ」の声が後の渋滞のせいでかき消され、正直うざかった。船が来るのを待ってるときも、タクシーで櫂伝馬を追っかける人がいたし、いつもより3、4倍の車が通っていたそうです。
 
 船が通り過ぎると、林先生が自転車で収拾のつかない道路を、車と車の間をすり抜け、ついていくのが大変でした。福富の応援の場所へ。福富の櫂伝馬船が来ると突如花火が、ひゅーー、ドン。二発あがるが、あげていたのがおばちゃんで火をつけて花火が上がるまでに遠くに逃げる姿は必死そうでした。近くの女子中学生からは、「采振の○○君まじかっこいい。」や、「おじいちゃん頑張れ。」などの声援が聞こえ、林先生は黄色い声援だなとつぶやかれていました。
 
 その後、近くの中海大橋に移動。この橋の途中で自転車をこぐのを断念。大型車が通ると橋が揺れるのですごい怖かったです。車道を通って反対の歩道をガードレールを乗り越え移動。
 
 出雲郷橋での踊りをみるため人の間を掻き分け、暫くして踊りが終了。その後、御神輿行列が陸行列を開始するまでに、阿太加夜神社に到着。撮影ポイントを決めると、御神輿の登場。そこで、予定よりも長く祭典が行われたため、帰ることに。
 
 この時、中国新聞から取材を受けたり、途中から雨が激しくなったり、わら蛇様をみたり、出雲郷橋から神社までは近道をすればすごい近いことを知ったりと満喫し、今度は全員で松江駅へ(加藤君は電車で松江駅へ)。その後、ビックボーイで2時間今回のまとめをして終了。
 
(今日、自分の通った経路のまとめ)
 松江城山稲荷神社を出発し、みしまやで撮影。松江大橋、くにびき大橋に行き自転車置き場へ。そこから、林先生とともに大船団を追跡し、途中の多賀神社で休憩。そこから、大橋で撮影し、阿太加夜神社へ。祭典を見てから、加藤君以外、全員で自転車で松江駅へ。そこから、諸岡先生は加藤君に自身のサドルの高い自転車を貸し走り、ビックボーイで感想をまとめ、木村君と大学の研究室で雑談。
 
> 天野君体験記、中日祭へ続く
 
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