晃洋書房、2018年。

第I部 近代日本と「宗教」の位置
第1章 制度としての「宗教」
第2章 「政教分離」を再考する
第3章 宗教・教化・教育

第II部 制度のなかの神社と神道
第4章 「国家神道」をめぐる近年の議論
第5章 皇室祭祀と国家の聖地
第6章 神社行政と宗教行政
第7章 近代創建神社とその周辺

第III部 戦後の状況へ
第8章 岸本英夫の昭和20年
第9章 占領期までのキリスト教

各主題について従来の議論をまとめている。第四章、国家神道について、村上重良、井上寛司、畔上直樹、島薗進。第七章、近代創建神社、別格官幣社について、岡田米夫。生祠について、加藤玄智。第九章「占領期までのキリスト教」では、マッカーサーとキリスト教の関係を取り上げる。

[J0084/200908]