野口洋二訳、2020年、ちくま学芸文庫、原訳書1972年、原著1946年。

第1章 教会法的伝統と俗人による簒奪
第2章 教会の反撃
第3章 グレゴリウスの法規
第4章 世俗諸君主の反対
第5章 グレゴリウス七世時代の叙任権をめぐる議論と論争
第6章 ウルバヌス二世の教皇在位期(一〇八八‐一〇九九年)
第7章 十二世紀初頭のイギリスとフランスの叙任権闘争
第8章 ドイツの叙任権闘争 一一一一年の危機
第9章 ヴォルムスの協約
第10章 教会の解放

背景の知識がなさすぎて、厳しい・・・・・・。カノッサの屈辱が、宗教的な赦しとして教会の権威を高めた一方、政治的な見地からすれば否定的に評価されるとか、頭に残ったのはそれくらい?人名もなじみがなさすぎる・・・・・・。

専門分野外すぎたが、こういう本が、文庫で再版されるちゅう状況を喜びたい。

[J0090/200923]