ジョルジョ・アガンベン、上村忠男・中村勝巳訳、未来社、2007年、原著2003年。
第1章 統治のパラダイムとしての例外状態
第2章 法律‐の‐力
第3章 ユースティティウム
第4章 空白をめぐる巨人族の戦い
第5章 祝祭・服喪・アノミー
第6章 権威と権限
訳者解説 例外状態をめぐって──シュミット、ベンヤミン、アガンベン(上村忠男)
『ホモ・サケル』、『アウシュビッツの残りのもの』、『王国と栄光』という一連の著作の一環らしいし、こんなふうに眺めただけでは読んだとは言えない。
カール・シュミットの議論が現在のものとして論じられる所以がすこし分かる。例外状態を考えるうえで、しばしば服喪とも解釈されてきた、ユースティティウムというローマの概念が大事だと。それから、必要の概念。「必要は法律をもたない」。
[J0674/260629]
Leave a Reply