SB新書、SBクリエイティブ、2025年。
あいかわらず、金水先生の本はすばらしい。多角的に、わかりやすく、大阪ことばの世界やその影響を説明する。現代の方言のことを知る、最初の一冊にも薦められる。

僕はすっかり金水先生ファンなのだが、「秘密のケンミンSHOW」でお見かけしたコメンテーターのとしての金水先生はつまらなさそうな、学者然とした感じに映っていて、サービス精神にも満ちた、書きものとのギャップがなんだかおもしろかった。

>金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』
>金水敏『コレモ日本語アルカ?』

第一章 大阪人のしゃべりはなぜ軽快か―大阪弁のリズム
第二章 歌う大阪弁―アクセントが作ることばのメロディー
第三章 大阪弁・関西弁はひとつじゃない―「ほんもの」の大阪弁とは?
第四章 大阪弁はいつ、どのように生まれたのか―「コテコテ大阪弁」の誕生とその後
第五章 大阪人は本当にけちか―ステレオタイプの成立と変容
第六章 大阪人のコミュニケーションはどこがちがうのか―大阪人はストリートファイター
第七章 日本語話者はなぜ大阪弁に魅せられるのか―ポストモダン化する日本語話者

[J0694/260919]